今年度の総会も例年同様8月13日(月)10時から有朋舘で開催されました。冒頭の会長挨拶において、北島会長より、足掛け3年をかけて準備が進められた同窓会名簿「いなさ 第34号」が無事刊行の運びとなったことについてのご報告がありました。名簿発行にあたっての関係者のご尽力に対する謝辞に合わせ、本誌により会員同士の絆がより強く結ばれることを望む旨のお話などがありました。また、髙木校長先生からは、今春13年ぶりに母校に帰ってこられた喜びと共に運営方針についてのご説明があり、会員の皆様に時間があればぜひ母校に立ち寄って後輩たちの活き活きとした学校生活を見てやっていただきたいとのお話しなどがありました。

記念講演は、日本人まつもとゆきひろ氏(松江市在住)が開発した、コンピューター言語としては唯一、世界的に普及している「 Ruby 」を積極的に支援する会社を設立された松江市のワコムアイティ社長今岡克己氏により「世界が島根に注目『 Ruby 』誕生の秘話」と題して行われました。神話の国島根に、如何にして世界最先端技術が生まれ、発展していったのか。記念講演でスクリーンに写された映像を「講演要旨」に掲載していますのでご覧ください。

懇親会は午後1時15分から、リニューアルされた島根ワイナリーで開催され、会場に溢れんばかりの三百余名の会員で賑わいました。今年の会は卒業30周年を迎えられた高校34期の皆様のお世話により行われ、校歌、応援歌の大合唱でお開きとなりました。