今年度の総会も、例年同様8月13日(火)に行われました。北島会長と高木校長から出雲大社の遷宮にちなんだお話や、母校生徒の活躍を含めた近況をまじえ、冒頭に挨拶がありました。

続いて、周年期よりの記念品料の贈呈と代表挨拶も、例年通りに行われました。

記念講演は、島根大学附属病院で設立時から勤務を続け、現在は副病院長および看護部長としてご活躍中の秦 美恵子氏からの講演がありました。

「変わりゆく医療の現場から『自分らしく生きる』について考える」

という演題での講演は、会場の多くの方が近い将来に体験する切実な問題として、胸に切々と響く内容でした。

看護の心の原点を、地域医療の最先端の現場で実践されている今回のお話は、島根から未来への明るいメッセージとして、より豊かな安心できる未来像の、全国の会員への発信となりました。例年、看護系進路希望者が多い母校生徒たちにとっても、将来への大きな灯火となります。

総会当日の午後1時15分からは、卒業30周年を迎えられた高校35期の皆様のお世話で、例年の島根ワイナリーで懇親会が開催されました。会場にあふれんばかりの約 300 名の会員で賑わいました。アトラクションもあり、会に大きな彩りを添えていただきました。米山道雄先生を慕って結成されたコーラスグループ、『鳥の会』から、校歌を含めた4曲の熱唱が会場にこだまし、盛会のうちに懇親会を終えることができました。