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　島根県立大社高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

　本校は、１８９８（明治３１）年の創設以来、創立１２０周年を超える歴史と伝統を誇り、神話が息づくこの大社の地で地域の学校として育まれてきました。また、１９７３（昭和４８）年には、県下唯一の体育科を設置し、本県のスポーツ界を支える中核的役割を担う学校として、その務めを果たしてまいりました。およそ２８，０００名の卒業生の皆さまは、地元はもちろん国の内外でご活躍されています。

 

　社高生たちは、よい意味で【欲張り】な青春の時を過ごそうと、この学校に集まってきています。「部活動にも賭けてみたい、でも、勉強もしっかりがんばりたいし、進学もしたい」、「中学校よりも勉強が大変なのは当然、でも、それだけで終わりたくない、いろんなことに関わってみたい」。勉強だけでもなく、部活動だけでもなく、やりたい・がんばりたいことをいくつももって、夢という名前の「兎（うさぎ）」を、何匹も追いかけたいという思いを胸に秘めて、学校生活に向き合っています。大社高校は、そんな生徒たちを応援するために、できるだけたくさんのやる気・本気をサポートできるスタイルを創っていきたい－これまでなんとなく【フツー】だと思っていたことを踏み越えて、大社高校なりのスタイルを創りあげることに、挑戦し続けています。

 

　大社高校が目指しているのは、「自分を好きでいられる学校」です。
　自分自身を好きでいられることは、幸福に生きるための絶対条件です。同時に、自分を好きでいるためには、コミュニケーションスキルや自立心、あるいは多様性に開かれた心や自らの周囲に対する愛着など、さまざまな要素が必要です。自分を好きになる力は、実は「生きる力」そのものでもあります。大社高校は、生徒たちにできるだけ多くの「自分を好きと感じることができる機会」を提供するとともに、自分を好きになれる「生きる力」を育んでいきます。

 

　このホームページを通して、「今」の本校の様子を、できるだけ多くお伝えしたいと思います。そして、ご覧いただいた皆さま方から、「これから」の本校教育の推進に対しまして、さらに温かいご支援・ご協力＝「縁（えにし）」をいただければと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　２０２３年　　４月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島根県立大社高等学校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校　長　江　角　和　生