本校は、明治31年(1898年)に簸川郡立島根県簸川尋常中学校として創設され、今年度、創立120周年を迎える歴史ある学校です。校名変更や女学校との統合、校舎移転等を経て現在に至っています。近くには出雲大社や古事記に登場する国譲りの舞台となった稲佐の浜もあり、神話が息づく地域で育まれてきました。また、本校を見下ろす出雲北山の峰々、日本海からのさわやかな潮風、隣接する緑豊かな浜山公園などの豊かな自然に囲まれ、落ち着いた環境の中にあります。

 

本校には、普通科に加え、昭和48年(1973年)に創設された県内唯一の体育科があります。体育科は、全県のみならず他県からも生徒が集まり切磋琢磨しています。トップアスリートの養成のみならず、社会で活躍できる実践力のある人材の育成を行っています。普通科と体育科合わせて約27000人に及ぶ卒業生の中からは、様々な分野で活躍する数多くの人材を輩出してきました。

 

教育目標は「郷土に思いをいたし、こころ豊かで、たくましく生き抜く実践力のある人材を育成する」であり、地域社会における本校の使命ととらえ教育活動を行っています。また、変化と多様性に象徴される現未来の社会で、たくましく生きる生徒を育成することを考え、次の「目指す生徒像」を設定しています。

 

1自ら考え判断し、協力して課題の解決ができる生徒

2自己実現を目指しひたむきに努力する生徒

3大社高校生としての誇りをもち地域社会に貢献する生徒

 

教育は、生徒・保護者・教職員が同じ方向を向いて取り組み、地域の方々の協力も得られたときに最大の効果をもたらすと考えています。本校教育の目指すところを意識し理解してもらいたく、今年度は2つのスローガンを掲げました。1つ目は到達目標スローガン「自立 協働」、もう一つは取組姿勢スローガン「夢 努力 感動」です。

 

生徒には、学習活動・部活動・学校行事などあらゆる場面で、目的地である「自立 協働」を目指し、「夢 努力 感動」のサイクルエンジンを吹かし取り組んでもらうことを願っています。小さな夢(目標)の達成が自信を生み、その自信が次の夢(目標)を生み、さらに努力をし、やがては自分が目指す大きな夢(目標)に到達する。そういう学園生活となるように全教職員が協力して支援していきたいと思います。

 

今後とも、保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様をはじめ本校に関係していただいております皆様の本校教育活動へのご理解とご支援をお願いいたします。

島根県立大社高等学校

校長 吉田彰二