総会は例年通り8月13日(月)、午前10時から本校有朋舘で開かれました。その後午後1時半から恒例の懇親会が場所を移して島根ワイナリーで催されました。
総会における記念講演は、卒業40周年に当たる高校19期卒業生で、島根県立古代出雲歴史博物館館長の金築孝氏が『出雲の復権ー古代出雲歴史博物館は語るー』という題で話されました。かつて青銅器文化の空白の地とされ、時にはその存在そのものが疑問視されていた古代出雲が、この四半世紀の間に大発見が続き(荒神谷、加茂岩倉、出雲大社の巨大柱などの遺跡発掘)、現在は教科書も書き換えられたことが話されました。そして、今年3月出雲市大社町にオープンした古代出雲歴史博物館が古代出雲のすばらしさを伝える場所として映像とともにに紹介されました。私たちも身近な博物館を通して郷土に誇りを持ち、さらに古代出雲への理解を深めたく思いました。 (講演要旨はこちら)

懇親会には約300名が出席し、大社高校合唱部の生徒たち男女25名のさわやかな合唱で始まりました。今話題の「千の風になって」や、名曲「故郷」など4曲を心を込めて歌い、先輩たちの喝采を浴びました。この合唱部はこの後、NHK全国音楽コンクール島根県大会において金賞を受賞し初めて中国大会に出場しました。創部以来の快挙です。
乾杯に続いては思い思いに旧交を温めたり、恩師と語り合ったり、例年どおりの盛会であったことは言うまでもありません。

総会を終えられた千家会長