まなゼミ県大看護プログラムⅠ期を実施しました。
2024年06月24日
6/14(金) @島根県立大学(出雲キャンパス)にて、まなゼミ県大看護プログラムⅠ期を実施しました。
詳細はこちらをご覧ください。
参加者:
大社高生(1年生1名、2年生20名、3年生11名)、島根県立大学生(1回生5名(OG含む))、島根県立大学関係職員(松谷ひろみ先生、岡安誠子教授)
日 程: 8:30~12:40
内 容:
9:00~10:30 「病態治療学Ⅱ」(90分)
10:30~10:40 学内見学をしながら移動
10:40~11:30 大学生との交流会
11:30~12:10 学生食堂で昼食
12:10~12:30 振り返り
当日は計32名の参加でした。
バスで島根県立大学に到着し、ガイダンスの後、大学生に交じって実際の講義を受講しました。
「病態治療学Ⅱ(横山 淳美先生)」は大学2年生の必修科目で、今回の講義の内容は「認知症」、授業は、先生と大学生が問答しながら進められ、具体的かつ実践的でとても充実した内容でした。
高校生は事前の知識が無いのにもかかわらず、学生と全く同じ講義に参加、しかも講義時間は90分。
普段、50分授業を受けている高校生にとってはなかなか大変な時間だったとは思います。
しかし、力強いご指導とそれに応える学生さんの積極的に学ぶ姿勢にとても刺激を受けていました。
最初は、圧倒された感じもあった生徒たちも、真剣に見つめながら一生懸命メモをとっていました。
続いて、大学生さんとの交流会ではOGを含む1年生の学生5名からお話を聞きました。
まずは、自己紹介をしてもらい、事前に提出した質問事項より、「なぜ県立大を志望したのか。」「看護師になりたいと思った理由」「学ぶなかで大変なこと」「余暇やバイトについて」「高校のうちにしておいた方がいいこと」といった質問に答えてもらいました。
学生さんたちが、自分の思いを熱く、具体的に語ってくれ、生徒たちも熱心に聞いていました。
その後、5グループに分かれ個別に交流の時間があり、高校生たちは積極的に質問をしていました。
大学生の皆さんも、自分の経験や日々感じていることを率直に答えてくれました。
今回、実際に聞くことで「大学生活」のイメージを明確に持つことができた生徒も多く、「大学生活がすごく楽しみになった」という生徒もいました。
最後に学食体験で昼食をとりました。
学生食堂2階スペースで週替わりの「唐揚げ定食」を美味しくいただき、学生気分を少し味わえた生徒たちでした。
昼食後に閉会式を行い、お世話になった方々にお礼を言って帰途につきました。
生徒の振り返りアンケートでは、大学生さんとの交流会については9割以上、授業見学についてはすべての生徒が「非常に良かった」と回答しており、生徒にとって、とても満足度の高い有意義な時間となったようです。
このまなゼミを通して、よりポジティブに今後のキャリアを考えていけるようになったのではないかと思います。
次は二学期に「看護実習」の実際について学ぶ第二期を予定しています。次回も多くの生徒の参加を期待しています。
以下、参加してくれたみなさんの感想(抜粋)です。
「私が1番心に残ったことは、授業体験です。なぜなら、とても難しい授業を予想していたけど、初体験の私でも理解することができ新しい知識を得ることができて楽しかったからです。」
「今回授業を受けてみてより看護の道に進みたいという気持ちが強くなりました。なぜなら、90分という長い時間なのに集中して話を聞け、やはり自分は看護について関心があると思ったからです。」
「実際に授業を体験してみて、学ぶ姿勢が大事だとわかりました。高校は何でも先生が言ってくれるので、大体のことはわかります。しかし、大学では人数が多いのと、全部言ってくれるわけではないです。なので、わからないところなど自分で学ぶ必要があると感じました。」
「大学生との交流です。なぜならば、直接いろいろな質問に丁寧に返答して下さったことが嬉しかったし、参考になるおはなしが聞けたからです。」
「私は学生さんの「講義などは90分で長いけど知りたいと思ってやる」という言葉が心に残りました。なぜなら看護のことに興味があると90分も長く感じないとわかったからです。」
「一番心に残ったことは自分から学ぼうとする姿勢をもつことが大事だということだ。なぜなら、学ぼうとしないと自分のためにはならないからだ。また、学生さんが「学ぼうとすることに意味がある」と言っておられて、自分もそういう姿勢で学んでいきたいと思った。」
「成長できたことは、自分から積極的に質問にいけたことです。なぜなら、今まで私は積極性がなかったですが、今質問しなければ疑問や不安が解消されず受験の時に困ると思ったからです。」
「私が今回参加して1番心に残ったことは自分のスタイルに合った学習方法を見つけるべきだということです。なぜなら、自分のスタイルに合った方法でないと上手く学習できないと感じたからです。今が大切なので、今まで以上に勉強や授業を集中して取り組みたいです。」